言葉が出ていない子どもの発達検査は結果が低くでる可能性も!?

先日、いつも通りに療育に行くと、かかりつけ医の小児科の先生がおられました。

息子の様子を見に来てくださったようです。

そこで先生とお話していて、気になった内容があったのでまとめました。

言葉が出ていない子どもの発達検査

息子は2週間ほど前に、発達支援センターで発達検査を受けています。

結果については、まだ聞いていません。

たくさんの方が発達検査を受けておられて、大変混雑している状況です。その為、検査を聞く為の診察も順番待ちとなっています。

どれくらい待たなければいけないのかは、教えてもらえませんでした。

「順番が回ってきたらご連絡します」とだけ・・・。

まぁ、結果については、どれほど期待もしていないのでいいのですが、発達検査を受けたという話の流れから、かかりつけの小児科の先生から「言葉の遅れがある場合は、発達検査の結果が低くでることがあるんだよ。言葉が出るようになると、グンと結果がよくなることが多いよ」と言われました。

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言葉が出ない場合は指示も通らないことが多い

言葉が遅い子どもの中でも、こちらの言っていることの意味を理解しているか、していないかで大きく変わってくるようです。

息子は、少しは理解していますが、完全ではありません。

言葉自体の意味は、まだよくわかっておらず、シュチュエーションや相手の行動を見て、自分も行動していることが多いです。

発達検査は心理士さんからの指示を受けて、子どもが行動する必要があります。

心理士さんが「これと同じ形はどれかな?」という言葉を聞いて、子どもは次の行動(答えとなる行動を起こす)に出るわけです。

しかし、息子は始めて聞く指示の内容は理解できません。

普段よく聞いている、「ナイナイしてね」とか「これをポイしてきてね」などであれば出来ますが、「これと同じ形はどれかな?」と言われても「???」となってしまいます。

心理士さんが、見本を見せてくれて始めて「こうするのか!!」と息子は理解出来ます。

その為、簡単な検査であれば、真似をして答えることが出来ますが、少し難易度が高かったり、言葉でしか内容が理解できないような時は、何をしていいのかわからず席を外してウロウロとしてしまいます。

このように、心理士さんからの指示を受け取ることが出来ないので、出来る検査が少なくなってしまいます。

かかりつけの先生がおっしゃっていた「言葉が出ていないと発達検査の結果が低くでてしまうことがある」という意味がよくわかりました。

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検査の内容は普段できていても、指示されたことが通じなければ結果はでない

発達検査の内容が、出来る内容であったとしても、心理士さんからの指示をきちんと理解できなければ、結果として出すことは出来ません。

例えば、絵を描くにしても「グルグル~は出来るかな?」と言われても、その意味が通じなければ書くことは出来ずに、本人の書きたいように書いてしまいます。

普段は、グルグル書けていても、検査では指示が通らないので、結果は「グルグルお絵かきは出来なかった」となってしまうのです。

このように、出来ることも出来ていないと判断されてしまう可能性があります。

指示が通るということは、言葉が理解できている証拠

言葉が出ていない状態でも、発達検査で心理士さんと上手くコミュニケーションを取り、言っていることを理解して、検査を受けられていたら、言葉が理解できている証拠です。

言葉が出る前には、必ず理解が必要だと言われていますね。

発達検査で、心理士さんの言っていることがよくわからずに、上手く検査が出来きず、低い結果が出てしまったとしても、子どもの状態は発達検査をすることで、よくわかると思います。

発達検査の結果は、成長と共に変わっていくので、あまり気にせずに(気になりますけどね・・・)、結果より発達検査中の子どもの様子をよくみておく方が私としてはプラスになりました。

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まとめ

個人的には、発達検査で明確は数値として出すことはあまり好んではいません。

しかも、発達検査を受けてから、結果を聞くまでにかなりの日にちを要しますし、子どもは日々成長しているので、なんだか矛盾していてモヤモヤします。

ただ、支援を受けるためには確実な数値などがあったほうが有利だったり、成長度合いを見るには役に立つかな。と思ったので検査は受けています。

数値よりも、今の子どもの様子をよく観察して、どのようにしていけばいいか、療育のスタッフや医師と相談していくのが、一番いい方法ではないかと感じることが多いのも事実です。

療育自体は、発達検査を受けなくても医師の意見書があれば、受けることは可能です。

詳しくはこちらに書いています。→ 療育を受けるまでの手続きは、とっても簡単でした

発達検査は3歳くらいにならないと、正しい結果が出ないと聞いたことがあります。この理由の一つとしても心理士の指示が通るかどうか、ということがあるのかな。と感じました。

なので、言葉が遅かったり、検査の内容が上手く理解できていなければ、ちゃんとした検査は出来ていないのかもしれませんね。

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