指さしは「ことばの前のことば」と言われ、指さしをするようになったら、もうすぐ言葉が出てくると言われています。
言葉がなかなか出てこないと、いつ話し始めるのか心配になりますよね。
私もそうです。次男はなかなか言葉を発してくれません。今、言語聴覚士さんのトレーニングを受けています。
次男は一歩一歩階段を上がるように、成長してきました!
言葉まで、もう少し?なのか、指さしすることが多くなってきました。そこで、小児科の先生に指さししてから、どれくらいの期間で言葉がでるのか聞いてみました。
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指さしをしてから言葉が出るまで、どのくらいかかるのか
指さしをしてから、どれくらいの期間で言葉が出るのか。
それを知る前に、指さしの種類について知る必要があります。
指さしの種類
赤ちゃんの指差しには 色々な種類があります。
- 興味の指さし
- 要求の指さし
- 共感の指さし
- 理解応答の指さし
それぞれ解説していきます。
興味の指さし
興味の指さしは、赤ちゃんが興味を示したものに指をさすことです。
自分の好きなもの、興味の持ったものに、手や指を伸ばすといった行為です。
興味の指さしは、赤ちゃんが好きなもの、例えば電車やお人形など、自分の 興味の持ったものに指をさすことが多いようです。
要求の指さし
要求の指さしは、子供が相手にしてほしいことを、要求するための指さしです。
例えば、おもちゃを取って欲しい ・食べ物を食べたい物など、自分の要求を表すための指さしです。
共感の指さし
共感の指さしは、自分の興味を持った物を相手も見てほしい!という共感を表す指さしです。
この指さしは、共感してほしい相手の顔を見ることが特徴の一つです。
理解応答の指さし
理解応答の指さしは、例えば 「電車はどれ?」聞くと、子供が電車を指差す。というように相手の言ったことを理解し、それに応えて指を指す行為です。
指さしをしてから言葉が出るまでは、もう一段階の理解が必要
ここまで指差しの種類について解説してきましたが、言葉が出るには、もう一段階の理解が必要だということを小児科の先生から教えて頂きました。
指差しをしているだけでは言葉は出てきません。もう一段階の理解とは言葉にすると相手に伝わるんだ!という理解です。
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言葉に出すと相手に伝わるという理解
子供が話を始めるのは、物に対する名前などの理解だけでなく、その名前を声に出すことで相手に伝わるんだという理解をしてから言葉が出てきます。
そのため指差しの後に、言葉を出すことが相手に伝える手段だ、という理解ができて初めて言葉が出ます。
指さしをしてから、言葉が出るまでの期間
指差しをしてから、子どもが言葉を発するまで、どれぐらいの期間がかかるのか。
小児科の先生の話を聞くと、子供の理解のスピードにより個人差があるということでした。
理解が早ければ、その分、言葉を発する期間までの時間が短くなります。
理解が遅い場合は、言葉が出てくるのがゆっくりになる可能性があります。
言葉を発しさせるのを教えるのではなく、理解させることが必要である。とおっしゃっていました。
その為には、相手に学ばせる必要があり 、大人が見本になって言葉で話すと伝わるんだよということも繰り返し教えていく必要があります。
しかし、これには注意点があります。
子供に、何かさせようさせようとしても子供は応じてくれません 。
何かをさせるのではなく、引き出してあげるという気持ちで接すると、理解が進んで行きます。
子供が何かアクションを起こした時に、大げさにオーバーリアクションで反応してあげる。
「こうしたら、大人は喜んで反応してくれるんだ!」ということを理解させることが必要なのです。
子供がより理解しやすい方法は、やはり遊びの中に取り入れることです。
子供と一緒に遊びながら、理解を進めて行くことが一番の早道です。
どんな風に遊びに取り入れればいいのか、わからない場合は、小児科の先生や言語聴覚士(小児科で紹介してくれます)が教えてくれます。
上手く、遊びに取り入れられ無いという場合は、相談してみましょう。
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まとめ
我が家の次男は、もうすぐ3歳になりますが、まだ一語も発していません 。
指さしをしてから 、2,3ヶ月が経ちました。
今は、理解応答の指さしまで来ています!!
後は、言葉に出すと相手に自分の気持ちが伝わるということが理解できれば、言葉を発してくれるでしょう。
指さしするようになってから言葉が発するようになるまでどれぐらいの期間がかかったのか、次男が話すようになった時点で、また報告したいと思います。