発達検査に行きました。検査を受ける様子を見て感じたこと

先日、発達支援センターで発達検査を受けてきました。

3歳4ヶ月の息子は、まだ言葉が一語も出ていない状態です。かかりつけの先生からは自閉症の傾向があると言われています。

発達検査を受けようと思ったきっかけ

最初は、気乗りしなかった発達検査。

まだ年齢が低かったこともあり、発達検査をしたから何がよくなるのか全くわからない感じでした。

成長と共によくなっていくような気がしていたのです。

しかし、かかりつけ医の先生と色々お話したこと、そして幼稚園に入園したことをきっかけに発達検査を受けることにしました。

かかりつけ医の先生は、自閉症というような診断が付くことに対しては、それほど重要視されておらず、それよりも子どもが今どのくらいの成長であるかを知る為に発達検査をすすめられました。

言葉が出ていなことは事実で、話せないことや自分の気持ちを伝えられないことで、生活全般で本人はしんどい思いをしているかもしれません。

息子が通っている幼稚園は、発達障害の子どもも受け入れている幼稚園です。

全員が同じように出来なくても、出来るようになるまで、じっくりと待ってくれる幼稚園なので、言葉がしゃべれなくても、先生から何か言われたりすることはありません。

私としては、あまり心配していないのですが、本人は先生の言っていることがわからなかったり、自分の言いたいことが言えなかったりと、かなり頑張っていることと思います。

少しでも、生活しやすく息子が楽しい毎日を送れるように、どうしたらいいのか。

今の息子の状態を知る為に、発達支援センターで検査を受け、必要な支援などがあるならば受けたいなと考えています。

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発達検査をして感じたことは「知っている単語が少ない」

発達検査を受けて感じたこと、それは「息子の知識の少なさ」です。

言葉がしゃべれなかったり、集中力が短かったり、呼びかけに反応が薄い・・・などは生活をしていても、わかることでした。

今まで、あまり気にしていなかったのですが、息子は知っていることがとても少ないのだ、と感じました。

それは、発達検査の中で行われた、絵を見て「○○はわかるかな?」という検査をしていた時です。

一枚の紙に、車や動物、果物や家の絵が6個くらい書かれていました。

検査をしてくれた心理士さんが「お家の絵はどれかな~?」と、息子に聞きました。

息子は、反応せず、机から離れてしまいました。

息子は「お家」という言葉の意味を知りません。外で、あれがお家だよ、と教える機会も少ないですし、私もわざわざそれを教えて言ったこともありません。

きっと3歳くらいになったら、教えなくても自然と耳に入ってきて覚えることなのだと思いますが、息子には耳に入りにくいこと傾向にあるので、何もせず覚えるにはとても時間がかかるのだと思います。

「車はわかるかな?」と言われたら、机に戻ってきて指を指していました。

この検査の流れを見た時に、この子が知っている単語はものすごく少ない!!と感じました。

ついつい、好きな電車のことばかり教えたり、本を見せたりしてしまっていて(電車のことに関してはマニアレベルで理解しています)、他のことを教えたり見せたり出来ていない・・・。

そう感じました。

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視覚で理解するのは出来ているので、それを活かそう!

息子は、目で見た物を覚えるのは得意です。

自分の持ち物はすぐに覚えられますし、最近では、文字も形で覚えて理解しています。

ただ・・・興味に偏りがありすぎる!!

電車のことなら、電車の種類も見分けられるし、「特急」「普通」といったところや、「新幹線」や「JR」という言葉の意味もわかっています。

最近では、駅名に興味を持ちだしていて、かなり覚えてきました。

好きなことは覚えるのが早いということもありますが、でも・・・正直、電車以外はサッパリです。

これは、私にも大きな責任があります。与えている物にも偏りがありすぎるからです。

息子が好きだからと、電車ばかり本を見せていますし、テレビでも電車ばっかりです。

これでは、広がらないハズだ・・・。

本物を見せると、理解が早い

息子は、絵本を見て名前を覚えるのも得意ですが、実際に体験した物の方が覚えが早いです。

例えば、自分が乗った電車のことは、とてもよく覚えていますし、乗らなくても見に行った物などは、特に反応します。

電車以外でも、最近、幼稚園で食べたかき氷がとても美味しかったようで、かき氷の絵や写真を見ると、私に「あー!あー!」と言って、私が「かき氷」と言うまで、訴え続けます。

ここで他の名前を言うと「ちがう!!」と言った様子で、「かき氷」という名前を私が言うまで、「あーー!あーー!」と言っています。

写真や絵本もいいけれど、体験するという流れがある方が覚えられて、印象にも残るのだと思います。

これまでを改めて、世界を広げよう!

発達検査で、息子が知っている言葉が少ないことに気がついた私は、息子に色んな体験をさせてあげよう!!世界を広げてみよう!という気持ちになりました。

今までは、なかなか言葉が出なかったり、私の言葉も聞いているのか聞いていないのか、わからないことも多く、疲れてしまうこともありました。

無理に「コレは、○○だよ!!」とか、頑張って教えることで疲れてしまうなら、息子と一緒に体験する中で、自然と言葉を覚えてくれる方が全然楽!!と今更ながら気がつきました。

息子と一緒に外へお出かけして、一緒に体験することで、新しい分野にも興味を示してくれるのではないかと思います。

外へお出かけ出来れば一番いいのですが、結構疲れちゃったりすることも多々あるので、家でも野菜や果物など、食べれなくても一緒に洗ったり、お皿に置いてみたりと、物に触れさせてみるのもいいかな。と考えています。

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まとめ

発達検査は、子どもの成長がどのくらいなのか、そして障害があるのなら、どんな障害なのか。それを知りたくて検査をしたつもりでした。

もちろん、その結果も知りたい気持ちはありますが、検査をしている息子の姿を見て、また違うことに気づくことが出来ました。

あまり乗り気でなかった発達検査だったのですが、受けて本当によかった!!

子どもの今の姿に向き合うことが出来たように思います。

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