3歳になっても言葉が出ない息子。まだまだ喋る気配はありません。
最近、少しずつ発声が増えてきました。
発語もハッキリではありませんが、宇宙語を喋っている時もあります。発声している言葉に少しずつ変化が出てきました。
最近の息子の言葉の様子はこちらの記事に書いています。→
理解応答の指さしから、遂に!声を出して伝えるようになってきました。
ここまでくるのに、とても時間はかかりましたが、小児科の先生や療育の先生から頂いたアドバイスを実践すると、グンと成長のスピードが早くなりました。
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言葉を増やそうとする前に気持ちをわかってあげることを優先した
言葉が出ないのは、息子の中に言葉が蓄積されていないからだ・・・と思っていましたが、その蓄積されない原因がありました。
それは、人への関心の薄さ、です。
人に関心が無いことで、相手の言葉が耳に入ってこない状態なのだとか。それを知ってからは、まずはコミュニケーションが取れないといけないんだ。とわかってからは、言葉を教えることを辞めました。
指さししたら、一緒に共感!
私は、指さしをして私に何かを訴えてくる息子に対して気をつけていることがあります。
それは、息子が「あーー!!」と指を指して、何か教えてくれた時は、まず最初に息子と同じように指を指します。そして、物の名前を言うのではなく、息子と同じように「あー!!」と言います。
もしくは、「あったね~!」とか「あれ!」とか「見て!!」など、その時の息子の気持ちを声に出すようにしています。
その後に「電車がいたね。」とか「飛行機がいたね」など物の名前を言うようにしています。
例えば、お散歩中に息子の大好きな電車が通ったとします。
息子は、電車を指さして「あーー!!」と言います。私も同じように指さして「あーー!」と言います。そして「電車がいたね」と言う。
こんな感じです。周りに人が居たりすると「あーー!!」と言うのがちょっと恥ずかしい時があるので、そんな時は「いたね!!」とか「あ!きた!!」などと、息子が電車が通った時にどんな気持ちになるのかを考えて声に出すようにしています。
これは、小児科の先生から、言葉を出すことも人の真似をすることから始まる。と教えてもらったことが始まりです。
お母さんや周りの人が声を出しているから、自分も出してみよう、とか、どんな音が出ているのかを真似して発語につながっていくのだとも教えてもらいました。
人の真似をするには、自分を受け止めてもらった感覚が無いと真似をしないそうです。
真似をしない=言葉が出ない
真似をするようになるには、本人の中に「わかってもらえた!」という感覚を感じることが必要なのです。
そんなことを小児科の先生から聞いた時に、物の名前を教える前に、息子の気持ちをわかってあげないといけないと思ったので、息子が電車が来たときに、あ!!きたよ!!と言う気持ちで私に声で教えてくれているのかな?と思ったので、そのように同じ気持ちを息子に伝えました。
もしかしたら、息子は違う気持ちかもしれませんが、気持ちに寄り添うことが大切なのかなと感じています。
これを実践していて、息子との距離がとても近く感じるようになりました。
この頃から目もよく合うようになり、あまり表情のなかった息子に色んな表情が出るようになっていきました。
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伝える時は短い文で
今は、発声が良く出るようになりました。
発声がたくさんでるようになるまでは、指さしをしてから半年かかりました。
今は、少しずつ色んな音の声があること、単語以外の文の理解も進んで欲しいな、と思っています。
息子に話かけたり、何かを言う時は出来るだけ短い言葉や文で伝えるようにしています。
例えば、お菓子を終わりにしたいときなどは、簡単に「おしまい」だけ言います。
「お菓子ばかり食べていたら、虫歯になるから、もうおしまいにしようね」などと言うと、息子には長過ぎて、今の状況がどんな言葉なのか、わからなくなってしまいます。
お菓子が終わりになる理由は伝えずに「終わりだよ」ということが伝われば、それで今はいいので「おしまい」だけにしています。
何度か繰り返していく内に、「おしまい」という状況が理解できるようになりました。
お片付けの時も、「もう寝る時間だから、そろそろおもちゃ片付けようか」ではなく、「ナイナイしよう」だけを伝えます。
息子はナイナイの意味がわかるようになり、すんなりと片付けてくれるようになりました。
以前は、言葉が出るようになるには、たくさん話かけなくっちゃ!!と思っていたので、とにかく息子に喋りまくっていた時があります。
もしかすると、息子にはちんぷんかんぷんで全く頭に入ってこなかったかもしれませんね。
視覚で理解を進める
息子は、耳で聴くよりも、目で見たほうが覚えられるようです。
これは、以前はあまり感じなかったのですが、最近は見た物をよく覚えているなぁ!!と感じることが多くなってきました。
特に形や数字などは、覚えやすいようです。電車は特に好きで、電車の種類だけでなく駅名や地域もたくさん覚えています。
その流れから、日本地図のパズルも半分くらいは、一人で出来るようになりました。
息子は、小さい頃から、本を一人でじーっと観察している時が多くありました。
幼稚園の先生からも「絵本がとても好きなのですね」と言われたことがあります。
この、視覚で理解出来ることを活かして、なるべく目で見てわかるように工夫をしています。
例えば、自分の持ち物には、全て同じ電車のマークを付けておく。とか、息子に何か言いたいことがあるときも、出来るだけ物を見せて言うようにして、物と名前がリンクしやすいようにしています。
後は、お風呂に一緒に入った時に口の動きを大げさにして(変顔になるくらい!)遊んでいます。顔の様子が変わるのが面白いようで、キャッキャと笑ってくれています。口の動きは色々あるんだよーということが伝わればいいなーと思っていますが、コレに関してはまだ効果は見られません(笑)
息子は知っている言葉に、かなり偏りがあるので、好きな数字や電車、地名などから興味を広げていって、言葉を増やしていけたらいいな。と思っています。
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何も出来ないくらい疲れている!そんな時は目があったら笑顔!コレだけ。
コミュニケーションに関しては、毎日していると疲れてしまうことも多々あります。
なので、私自身が疲れてしまっている時は、あまり無理をしないようにしています。
何も出来ない・・・ところまで疲れている時は、とにかく目があったら笑顔!!コレだけは忘れないようにしています。
以前は、コレさえも出来ない精神状態になっていた時がありました。
今は、どんなに疲れていても、コレだけは出来ます!
全部を頑張ると疲れてしまうので、たまには笑うだけの時もあります。
まとめ
言葉が出ないことに、様々なな理由があるんだと、息子が言葉が出ないことで教えられました。
また、耳で聴くよりも、目でみた方が覚えやすいという場合もあることも始めてしりました。
みんな同じではない。当たり前のことですが、私自身は全くわかっておらず、言えばわかるだろう、と思っていました。
それぞれにわかりやすい方法を知ると、お互いに楽になるものですね。
これは、夫にも使える!と密かに思っています。夫も耳では全く聴いていなーーーい!!でも、メモするとちゃんと守ってくれます。
聴くことが苦手なのかもしれないですね。