3歳になっても、意味のある言葉を話さない次男。
こちらの言っていることも、半分くらいしか理解できていない様子。
言葉をして理解しているというよりも、毎日のルーティーンから様子をくみ取っている方が大きいようにも感じます。
3歳になり、年少さんになりました。
長男が通っていた幼稚園なので、園のことはよくわかっているし、発達障害の子どもたちを受け入れてくれている園なので、特に何も心配していませんでした。療育に通わせようとも全く思っていませんでした。
そんな私が、療育に子どもを通わせようと思ったきっかけをお話します。
子どもを療育に通わせようと思ったきっかけ
療育って、どんなことをして、どんな効果があるのか、とてもわかりにくいですよね。
大きなくくりとして「支援が必要な子の手助け」と書かれていることが多々あります。
私は、幼稚園に通い出すし、集団生活も始まるからそれでいいんじゃないの?と思っていました。
遅れがあっても、少しずつは成長しているし、何かを無理にさせている感じがして、あまりいい印象を持っていませんでした。
それが、あるきっかけで気持ちが、ガラっと変わりました。
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発達障害を子どもを子育て中の先輩ママさんとお話した
同じ幼稚園のママさんから、上の子のお友達で言葉が遅い子がいたんだけど、療育に通い出して一気に成長していた。というお話を聞きました。
その方は、次男の言葉の遅れを心配していた私に、声をかけてくれたのです。
私は、療育ってどんなものかよくわからない・・・と言うと、一度その療育に通わせていたママさんと話してみたらどう?と言われました。
正直、ちょっと気乗りしなかったのですが、熱心に勧めてくれたことと、幼稚園の年少年中では、全く喋らなかったけど、小学校ではきちんと文章で話しが出来ていると聞きました。
療育のことだけでなく、どんな課程で喋れるようになっていったか聞いてみたくなり、お会いすることにしました。
数日後、療育を受けさせているという先輩ママさんに会いました。
そして、次男が全く喋らないことを話し、療育ってどんな感じなのか聞いてみました。
先輩ママさんも、年長になるまで療育のことは全く知らなかったそうです。同じクラスになったお友達が療育に通っていることを知り、そこから情報をもらって療育を開始したとのこと。
療育を受けてみて、どうでしたか?と私が聞くと、私たちではわからないことを教えてくれる。どうして言葉が出にくいのか、どうして文字が読み取りにくいのか、療育のスタッフが関わっていく内に子どもの特徴がわかり、親に教えてくれるということでした。
子どもの苦手分野を把握し、どうしたらこの子が生活しやすくなるか、また学習しやすくなるかを一緒に考えてくれる、とも。
もちろん、療育に通い刺激を受けることで、成長が促されていることも確かだけれど、先輩ママさんが一番よかったことは、子どものことがよくわかるようになったことだと仰っていました。
療育に通わせて、すごく楽になったよ! 親が一緒にいなくても、完全預かりのところもあるし、ママの息抜きにもなるよ。と教えてくれました。
その言葉を聞いて、「あ、療育っていいかも」と私の中で何かのスイッチが入ったように思います。
かかりつけの小児科併設のディサービスがあった
かかりつけの小児科では、発達障害の診察もあります。
ハッキリとした発達検査は、支援センターで行うので、今はまだ順番待ちです。(これが長いのです・・・申し込んでからもう半年経ちました・・・)
今までは、支援センターの発達検査が無いと療育は受けられないものだと思っていましたが、主治医の意見書があれば、療育は受けられると知りました。
以前から、かかりつけの小児科に、発達障害のディサービスが併設されていて、次男も受けてみたらどうか?と勧められていました。
療育のことをよくわかっていなかったので、幼稚園に入園してから考えます。とお返事していたのですが、よく知る先生のディサービスなので、まずはそこで受けてみよう!という気持ちになりました。
かかりつけの小児科の先生から、次男にどんなことをするといいのか。ということも何度も聞いていたので、安心感がありました。
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実際に受けている人の話を、聞いてよかった
療育を受けようと思った一番のきっかけは、先輩ママさんとお話したことでした。
たまたま、かかりつけの先生からもディサービスを勧められていたこともありますが、それだけでは開始していなかったと思います。
実際に、療育を受けて、どうだったのか。というお話をじっくり聞けたからこそ、やってみよう!という気持ちになれました。
その先輩ママさんのお子さんも、言葉が出ないという次男と同じような状態だったということもああります。
今、小学校になって、こんな感じに成長したよ!と聞いて、学校でも上手く生活出来ている。療育で教えてもらったことは、確実に生きているよ。と聞いたことが、療育を通うきっかけになりました。
先輩ママさんから、お話を聞いた後、自宅に戻って、すぐに市役所に電話しました(笑)
今まで、渋っていたのは、何だったんだろう?と自分でも思うくらいです。
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まとめ
療育に興味はあるけど、なんだかよくわからない・・・。それが私の正直な気持ちでした。
日々の生活で、疲れきっていることもあり、幼稚園に加えて、療育にも通わせるなんて・・・しんどい。と思っていました。
しかし、療育に通わせているママさんは、しんどいどころか、楽になったよ!という言葉でした。
直接、先輩ママさんから話を聞いていなかったら、療育がいいとどれだけ言われても、なかなか行けなかったと思います。
私を心配して、声をかけてくれたママさんと、初めて会う私に色々とお話を聞かせてくれたママさんに本当に感謝の気持ちです。
今まで、ママ友って面倒だとばかり思っていましたが、こういう繋がりもあるんですね。
同じ境遇の方とお話することって大切だな、と痛感しました。