療育を始めたら、こんないいことがありました!

療育の記録

今月に入ってから、次男は療育に通い始めています。

実際に療育を始めてみると、いいことが沢山ありました。

療育を始めてよかったこと

療育に通い始めるまでは、「療育っていったい何をするんだろう?」とか「どんな効果があるんだろう?」と不思議に思っていました。

私が次男を療育に通わせるようになったのは、かかりつけの小児科の先生から勧められたことと、同じ発達障害をお子さんを育てておられる、幼稚園の先輩ママさんから色々とお話を聞いたことがきっかけでした。

先輩ママさんとお話しが、私の背中をかなり押してくれました。

そのお話は、また後日するとして・・・。

次男は療育を始めて1ヶ月ほどですが、始めてみるといいことが沢山ありました。

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次男がとても楽しそうにしている

まず、これが第一にうれしかったことです。

次男は、集団ではなく、個別で療育を受けているので、3人のスタッフが1時間みっちり次男と遊んでくれます。

音楽療法の先生と言語聴覚士の方、そして看護師でもある保育士さん。この3人の方がいつも遊んでくれています。

他にも心理士の先生もおられるのですが、まだお会いしたことはありません。

次男には、「わかってもらえた!!」という体験を沢山させてあげることが今一番必要なことだと、かかりつけの先生から言われています。

なので、とにかく次男の好きなことに、とことん付き合ってくれます。危ないこと以外は何をしてもいいのです。

ただ単に、ウロウロしているだけでも何も言われないし、

何かをさせようとは、一切しません。次男が興味を示したものに一緒になって遊んでくれます。

「コレで遊ぶ?」とか「アレあるよ!!」等の声かけも一切ありません。

お部屋には、いくつか遊ぶものが置いてありますが、多くはありません。遊びだけに集中してしまわないように配慮されているようです。

次男が、手にしたものを一緒になって見て感じて遊んでくれる。ただ、それだけなのですが次男はとてもうれしそうで、療育に行くことを嫌がったことはありません。

とても楽しそうに通ってくれていて、楽しそうにイキイキしています。

そんな場所が出来たことが、とてもよかったと思っています。

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頑固さが和らいだ

そんな、自分のありのままでいられる場所があるからか、自宅での生活でも頑固さが和らぎました。

完全に、とまではいきませんが、今まで絶対に乗ってくれなかった自転車にも乗ってくれるようになり、移動がとても楽になりました。

次男は、1歳すぎまでは大人しくバギーに乗ってくれていましたが、その後は一切拒否!自転車もダメ!

力が弱い間は、無理矢理乗せていましたが、3歳となると抵抗した時の力が半端なく、暴れて危ないので、全て徒歩にしていました。

それが、2回くらい受けたころから、すんなりと乗ってくれるようになりました。

もちろん、歩きたい!という時もあるので、その時は無理せず付き合うようにしています。

他にも、次男への歯磨きも上手くできませんでした。自分ではシャカシャカできないので、親の仕上げ磨きにかかっていました。

しかし、歯ブラシを噛んで上手くできず、「口を開けてね。」とか「あーん、だよー。」と言っても空けてくれませんでした。その結果、虫歯となり、歯医者で5人がかりで押さえつけて治療。

本人も辛かったと思います。それが、療育を受けだしてから、仕上げ磨きで口を開けていられるようになったのです!

絶対にダメ!!だったものが、少しずつ緩和されていきました。

親の私にも気持ちの余裕ができた

療育は、1回1時間ですが、その時間は私もゆったりと過ごすことが出来ています。

一緒に遊んでもいいのですが、基本的には座ってみているだけでOK。

スタッフの方が、みっちり遊んでくれるので、私の出番はまずありません。

次男が、こちらを向いたりしたら笑顔で手を振る程度です。

そんな1時間が、私にとっても心の余裕が出来る時間となっています。

見ているだけでいい、ということに加えて、次男が否定されず受け入れられているということに私も安心感が生まれています。

生活では、ダメだよ!とか、指示されて癇癪を起こしている次男をなだめたりすることも多いので、そんなことがなく、全てを受け入れてもらえる場所があることが、心のゆとりとなっています。

次男への適切なアドバイスがもらえる

発達に遅れのある次男は、一般的な子育てのコミュニケーションでは足りないことがあります。

この子には、どんな風に接してあげたらいいんだろう?と悩んでいました。

療育では、接し方のアドバイスももらうことができます。

次男の場合は、自分から発信することは出来ているのですが、他人から何かを受け取ることが苦手です。

その為、他人のしている真似もなかなかしません。

言葉も周りの人がどんな音を出しているのか、どんな口の動きをしているのか、を見て真似することで話すことが出来るようになるそうです。

他人の真似をなかなかしない次男は、3歳を過ぎた今でも意味のある単語は話しません。

そんな次男にどう接したらいいのか、療育で教えてもらったことは、次男に何かさせようとしなくていい。ということでした。

私にとっては、目からうろこでした。

言葉が出ないので、一生懸命 話しかけ、本を読み、言葉を教えようとしていました。

何かさせようとするのではなく、次男のすることを受け止めてあげること。

受け止めてもらえた!!と思ったら、こちらのことも受け入れてくれて、学習していく。ということでした。

自閉症の傾向にある子どもには、何かをさせようとするのは、逆効果だと先生は仰っていました。

それを聞いてからは、何かさせようとせず、ただ次男のことを受け止める!という気持ちで接しています。

今までの接し方と真逆なので、最初は戸惑いましたが、させようとしなくていい、ということに肩の荷がおりたような思いです。

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まとめ

療育を始めて、まだ1ヶ月くらいですが、行くことにして本当によかったと感じています。

劇的に変わった!とかいうことでは無いのですが、子どもも私も気持ちの余裕が出来、生活がゆったりとした気持ちで送れるようになりました。

まだ全然喋らないし、3歳にしては幼い次男ですが、着実に成長してくれている姿を見るとうれしくなります。

子どもにとっても居心地のいい場所があることは心の支えになり、いい効果を発揮してくれています。

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